転勤はNO、と言う人が増えている。自分もそうだ。転勤して人間関係リセットはキツい。特に結婚後、奥さんと子どもに人間関係をリセットさせるのはストレスがかかる。この記事ではどこで働くか?の重要性を説く。反面、みんながみんな転勤にNOを言えばYESと言う人材は会社として大事にしたい。この会社で出世するぞ!と言う戦略であれば周りと反対の意見でも正解となる。

1、異動者本人にとってどうか?

平成までの時代では全国転勤当たり前。会社から指示があれば拒否することはできないため、ガンガン飛ばしていた。しかし、当然だが転居を伴う異動はストレスも多い。

異動する本人にとっては会社の関係性は継続するため、新しい業務を覚えること。新しい土地に慣れること。この2つに限って言えば大きな問題はないように思える。しかし、職務もガラッと変わる場合は注意が必要だ。基本的には同じ職種を何年も積み上げていき、プロフェッショナルとなる方が転職市場の価値が高い。将来は経営幹部だから〜と言われ、色んな職務をたらい回しにされると自分のプロフェッショナルが磨かれない。これでは会社に飼い慣らされているのと同じで、じわじわと転職の可能性を奪われることになる。歳をとった時に会社を辞めたくても専門性のなさで転職が決まらないのでは悲しすぎる。会社もこれをわかって異動を行い、飼い慣らしている。これを受け止めることが必要だ。

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