新卒だと採用ページがある。そこではどんな人材を求めているか?がはっきりと書かれているはずだ。自分から動ける人材、熱意を持って最後までやり遂げる人、人を巻き込んだ仕事ができる、など。転職ではスキルを求められるケースがあるため、このようなページはない会社も多い。しかし、少ないヒントを活かしてどんなタイプを求めているか?を考えることはできる。
1、この仕事で大変なことは必ず見ておく
一番大事なのは大変なこと。採用してもすぐに辞めてしまう人は会社として採れない。そのため辛いことや大変なことを事前に説明をしている会社がある。面接でも必ずと言っていいほど聞かれるので確認しておこう。
・繁忙期の忙しさで一時的に残業が増える。
・お客様からのクレームで精神的に負荷がかかる。
こういった感じで、今までに辞めていった人の主な理由を聞くことができるのだ。
自分が耐えられるか、問題ないか?などは正直やってみないとわからないと思う。しかし、事前情報でしんどそうで嫌だな、と思うところは受けなくても良い。入った後に辛くなって止める羽目になってしまうからだ。
2、紹介されている社員=会社が評価している人
中途の紹介ページや新卒の採用ページに載っている人はその会社で評価されている人物だ。会社の顔として恥ずかしくない、からこそウェブに掲載されている。仕事内容はカッコ良い風に編集されているし、辛い仕事もマイルドに書かれているためぼんやりとした中身しか見えないだろう。しかし、この人のキャラクターが評価される会社なんだ。と考えると良し悪しが見えてくる。地味だが実直な仕事ができる人が紹介されているのであれば「真面目でコツコツ」が響くし、軽そうに見えてしっかり仕事をする人が紹介されているのは「コミュニケーション能力の高さ」が評価されやすい。もちろん紹介されている人が全てではないのだが、自分と同じキャラクターだとお互い安心する。自分の会社に似たような雰囲気やキャラがいる、面接官や試験官にそう思ってもらえるとラッキーだ。紹介ページを事前に見ておいて損はない。
3、端的にスキルを求めているケース
中途採用にはスキルを求めているケースも多い。実務経験3年以上。営業経験5年以上、など。こう言ったところは即戦力に近い人材を求めている。しかし必ずしもこの条件を満たさなくても面接に行けるケースもある。ダメもとで応募するのは全然アリなので気にしすぎることなく、申し込んでみよう。特に若年層(30代前半まで)だとこの辺りが緩い場合も多い。諦めずにチャレンジしてみよう。ちなみに、少し気になるようであれば転職エージェントに仲介してもらうのも一つの手段だ。自分がどんな人柄なのか、募集している会社にとっては全くわからない。そこでエージェントと話す中で自分の人柄や熱意を伝え、会社へはエージェントから説明をしてもらう。新しい職種にチャレンジしたいが空きはないか?なども聞いてくれるのでおすすめしたい。