ここはかなり大事です。辛いけど辞めて良いのか?本当に悩みます。

そして、自分の中では辞めるべき、という答えが出た後も何度も考え直しました。

新卒で入った会社を辞めるのは勇気がいる行動です。

特に大事な決断力について説明します。

最後は決断力

辞めても良いのかわからない。周りにもアドバイスをくれる人がいないし、同期では結婚以外で辞めた奴もいない。みんな仕事が大変でも頑張っているじゃないか。苦しいのは自分だけじゃない。とはいうものの毎日が辛い。辛すぎる。本当にこれだけの辛さをみんな味わっているのだろうか?

がんばれ!と言われるが、既に頑張っている。最大限やれることをやっている。

それでも状況が改善しない。一向に良くならないまま厳しい叱責を受ける日々だ・・・。

最後の方はこんな思考が何度もよぎりました笑

新卒で会社を辞めるのは本当に勇気をがいることだと思います。

それもそのはず、会社の先輩も多くは新卒入社で転職経験がないからです。

他の会社の話もあくまで他人から話を聞いただけ。それも存分に主観が入り込んでいるため、「いつの時代の話だろう?」なんていう疑問も湧いてきます。

会社の先輩もポジショントークなので話は半分以下で大丈夫。そのまま聞き入れることはありません。

それでも不安なのはロールモデルが近くにいないからでしょう。

小学校〜中学校〜高校〜大学

ここまでは数多くの先輩が歩んでいったメジャーなレールです。

だから自分がこの進路を選ぶとこんな将来になるんだな〜というのがわかります。

しかし、退職は別です。タイミングも退職後の生活も全て自分で決断しなければなりません。

人生で初めての決断になる人も多いと思います。

周りと一緒に受験、就活を乗り越えれて新卒で入社するケースが多いので本当に不安でしょう。

ネットでロールモデルを探そうにも、良かった悪かったの意見がバラバラすぎて参考にならないし・・・。

自分の場合は本をたくさん読みました。転職に関する本だけでなく、決断に重要なヒントをくれそうな本を読んでいました。

中でも岡本太郎さんの本は大変刺激になりました。

自分では最後の後押しをしてくれたのは「自分の中に毒を持て」という本です。

一言でいうと、「自分の人生は自分で責任を取るんだ。誰かのせいにしていても一生は終わる。ダメでも良いじゃないか。そしたらまた挑戦すれば良い」という主張の本です。

描かれたのは昭和ですが、今でも色あせることはない熱いメッセージがふんだんに盛り込まれています。名著なのでメルカリでもAmazonでも手に入ります。

迷っている方がいたら是非読んで欲しいです。

ちなみにこの本を読んで起業する方も多いようです。飛び込む勇気をくれる本なんてそうそう出会うことはありません。もし良ければ手にとってみてください。

最後の最後で決めるのは自分自身になります。後押ししてくれる人は私の時はいませんでした。皆さんも孤独の中で判断を迫られるかと思いますが、勇気を持って決断しましょう。

辞めても不確実だが、続けると確実に不幸

辞める決断理由の一つとして、辞めずに仕事を続けるケースを考えましょう。

もし続けるとどうなるでしょうか?

心身は大丈夫でしょうか?半年我慢すれば楽になりますか?

それとも、一時的に楽になっても数年でまた同じ状況になる可能性があるのでしょうか?

人間関係に原因があっても、会社が同じであれば同じ思考の人が多くなります。

また、一般的にですが大企業ほど社員が多いので「変な人」も数が多いです。

「ちょっと変な上司だから今だけ耐えれば・・・」と思っても、似たような変な人が実はたくさん潜んでいます。

なお、基本的に辛いことが多くても年収が良いと我慢して残る人が増えます。

そうすると辛抱強い人が増えるためパワハラをされても居残ります。心身に不調をきたしても残ろうとする人もいます。

それほどまでに魅力的なのは単純にお金です。家や車のローン、子どもの教育費などで安易に年収を下げられないのです。

長くなるのでこの辺にしますが、今を我慢しても近い将来同じ状況が回ってくる可能性があるなら決断しても良いと思います。

サイコロに例えましょう。1〜6まで目はありますが、パワハラ上司の1か2の目ばかりが出るサイコロを異動のたびに降らされるのです。

本来であれば平等に出るはずですが、低い目が出る可能性が高い。

さらに定年で退職するまでこのサイコロを降り続けるので、明らかに期待値が低い勝負を迫られているのです。

残念ながら人間関係の不確実性は、よっぽど仕事を選ばない限り発生するリスクです。

しかし、会社を変えることでサイコロを選べます。

今度はパワハラ上司にあう危険性が低いサイコロを探すことができるはずなので、不確実ではありますが期待値は低くありません。

今は難しいかもしれませんが、自分の将来に期待しましょう。

おすすめの記事