思えば最初から辞めたかった
新卒で入社してから何度このことを考えただろうか。自分の仕事に意義が感じられず、「本当にやる意味あるのかこれ?」と思っていた。
日々の仕事はシステム化されていないが、作業に似た仕事。それとトラブルシューティングの仕事だ。
誰がやっても同じ成果になるのは作業チックな仕事。早くシステム化してほしい。
一方でトラブルシューティングはやり方が決まっているが、業務知識と経験がないとうまく処理ができない。対応をミスると上司から厳しい叱責を受ける。
「最初は現場で2〜3年働いて、そこから本社で仕事をしてもらう」これが会社の方針だった。
本社といっても現場とは全く業務が異なる。
作業とトラブルシューティングの経験を積んで、全く関係のない本社業務へ移りずっとキャリアを続けていくのだ。
どうして2年も3年も現場で働くんだ・・・。積み上げた知識も経験もその後の仕事に関係なくなるのに。
入社して3ヶ月でこんな疑問を持ち、6ヶ月目で辞めたい気持ちが出てきた。
・・・結局のところ、堪え堪えて入社後4年ちょっとで仕事を辞めました。その後は2年ほど仕事を離れてから、再就職して今に至ります。
最近になって思いますが、あの時やめて良かった。いや、もっと言えば入社後半年くらいでやめても良かったなと感じています。
「せっかく良い会社に入ったのに!」などと言われましたが、後悔は全然ありません。
私は今30代ですが、20代の方が確実に仕事が辛かったです。転職が当たり前になったとはいえ、ITやサービス業を除けば新卒で入った会社で勤め上げる人の方が多いはず。
特に世間から見て良い企業に入った人の中には、「外から見ていた会社像と内部の乖離」に苦しんでいる人もいるでしょう。
そんな人の苦しみが少しでも解消されればと思い、このサイトを作りました。
経験も踏まえながら書いていくので、主観的な目線も含まれますが少しでも楽になればと思います。