次にメンタルです。
上司のパワハラや行き過ぎた管理にヘトヘトで、日々が辛い人も多いでしょう。
2つ方法がありますが、本当にキツければ会社を休むのも手です。
1、上司に相談する
2、メンタルクリニックに行って処方箋をもらう
3、自分なりのストレス解消方法に頼る
ー1、上司に相談する
なかなか言いづらいかもしれませんが、上司からすると相談されれば受けざるを得ません。
「突然部下が辞めた」というのと「相談を受けたが改善されず部下が辞めた」では上司の評価が変わってきます。
突然辞められると理由はわかりません。会社としても上司が悪い、と一概には言えません。
が、仕事が辛いのが理由で上司に相談された上で辞められるとマネジメント力不足にあたります。
会社としても上司に低評価をつける理由になります。社員1人に辞められる。それも若手社員に辞められてしまっては今後の業務にも支障が大きいです。
正直、管理職に辞められるよりも実務をバリバリにやっている担当社員に辞められる方が会社としてはダメージが大きいです。
実務ができる人がいないと会社は回りませんからね。そのため人事部としては担当社員や若手の離職を引き止めたくなるわけです。
なので、一旦上司に相談しましょう。できれば相談した内容に対する具体的な上司のアクションも尋ねましょう。
社員のガス抜きだけして終わりにしたがる上司も多いです。
が、これでは事態は改善されません。仕事が多いなら人を増やしてもらえるのか?
自分の業務を少し軽減してもらえるのか?
きちんと聞いておきましょう。
上司との面談後は、話の内容(議事録)をメールで送るなども手です。
口では改善すると言って、何もしない人も残念ながらいます。
証拠を残すことで、上司のアクションを促すことにつながるため検討ください。
ー2、メンタルクリニックに行って処方箋をもらう
これは会社に頼らない作戦の一つ。喫緊の健康を優先する方法です。
メンタルクリニックに行くと症状や状況などヒアリングを受けます。
「ストレスで心臓が苦しくなることがある」など具体的な症状があれば伝えましょう。
はっきりと薬が欲しい、と伝えることもポイントです。
眠れない、休日も仕事で叱責されたことを思い出して不安になる、など実直に伝えて大丈夫です。
仕事の状況が改善されない限り、本質的な問題解決にはなりません。
が、兎にも角にも命や今の健康が大事になります。本質的な解決ができないからと言って、疎かにすると身も心もガンガン削られていくので、ここは素直に処方箋をもらいましょう。
ちなみに会社に相談する際にも「メンタルクリニックに行って相談した」と伝えると上司の緊急度が高まるため活用しましょう。
医者にも行って、薬をもらい、上司に相談したが何もしてくれない。
人事部からするとこの状況で動かない上司は、職務能力がないと判断せざるを得ません。
上司を動かすネタとしても外部機関に相談するというのは有効です。
ー3、自分なりのストレス解消方法に頼る
3番目は比較的に取り組みやすいものです。
既にやっていると思いますがストレス解消になる行動に取り組みましょう。
一番良いのは軽い運動ですが、平日は時間や体力的に困難な方もいるでしょう。
私のオススメは筋トレと瞑想です。
筋トレといっても腕立てで良いです。男性でしたら徐々に力こぶになってくるのがわかるので、自分が成長しているのが目に見えて実感できます。
自分の成長が可視化されると楽しくなるので腹筋よりも腕立てをお勧めします。
また、瞑想も良いです。
仕事が忙しくなると移動中も家にいても、仕事のことを考えがちになります。
瞑想は意識して「何も考えない」状態にすることで頭がスッキリします。
私は夜寝る前にやっていましたが、寝つきも良くなりました。
他にはお酒に頼る、というのも一つの手段です。
ビジネス書に載っているストレス解消方は「元気なら取り組める」ものが多いと感じています。読書や運動などはヘトヘトの人にはしんどいです。
平成初期に出版された本だと、過度でなければお酒でストレス解消するのもアリ。と書かれていますが、最近の本では全く見ません。
過度ではない、というのが条件ですがお酒が好きなのであればお酒で今日を凌ぐのも良い手段だと思います。
自分なりの方法なんてないかも・・・という人には上記以外で散歩もオススメです。
歩くと脳が活発となり、ポジティブに考える効果もあるので手始めにやってみてはいかがでしょうか。
以上のとおり、優先順位として自分の体を守ることを最優先とした行動を書きました。
余暇を削って企業分析を行い、履歴書を書く。というのは気力も体力も必要です。
まずは気力と体力を確保することが大事なので、命と健康を優先しましょう。